人材派遣の面接にベルトなしはNG?

ベルトなしはマナー違反です


人材派遣の面接では、ベルトを必ず付けてください。なぜなら、ビジネスの場においてベルトなしだとマナー違反となってしまうからです。

そもそもベルトは服のずれを防ぎ、固定するという役割があり、ベルトなしだと、ワイシャツの裾が出てしまいやすくなります。また可能性としては低いですが、スラックスのボタンが取れた場合、ベルトが役立つのです。

人材派遣の面接を受ける多くの人は、面接の前にスーツや髪型を整え、きちんとした姿で臨むでしょう。その中で、ベルトなしだと座った時にベルトループが丸見えになり、みっともない印象になってしまいます。

これでは、せっかくの身だしなみが台無しです。そうならないためにも、人材派遣の面接ではベルトを必ず着用し、細部まで気配りができることをアピールしましょう。

男性のベルトの色は黒が基本です

人材派遣の面接を男性が受ける際に、着用するベルトの色は黒色が基本で、素材は本革、または合成皮革のものにしましょう。茶色や綿製、ビニール製のベルトは、好ましくありません。

また太すぎるもの、ステッチが入ったものなどは、派手な印象を与えてしまうので控えてください。

ベルトの太さにはルールがあり、3cm以下はフォーマル、3~3.5cmがビジネス、4cm以上はカジュアルとなります。そのため人材派遣の面接では、太さが3㎝程度のベルトを選ぶとよいでしょう。

長さは中央の穴にピンが通せるくらいが理想的です。バックルは四角型で中央が抜かれているものや、プレート型のものを選んでください。

ゴツゴツとしたデザインのバックルや、派手な彫刻があるバックル、ブランドのロゴがバックルになっているものは、面接官によい印象を与えないどころか「自己主張が強いタイプ」と評価される可能性があります。

ベルトはスーツのジャケットで隠れるため、あまり人から見えるものではありませんが、見えた時は案外気になるものです。細部まで気を抜かないようにしましょう。

女性もベルトは付けた方がいいです

女性の場合は必ずしもベルトが要るわけではないですが、女性のパンツスーツは股上が浅いタイプもあり、ベルトをしていないとブラウスの裾が出てくることがあります。そのためベルトを付けた方がよいでしょう。

またベルトを付けることで足長効果が期待できますので、スカートスーツの場合もベルトループがあるタイプは、ベルトを付けることをおすすめします。

ベルトの色はスーツに合わせるか、黒を選んでください。素材は本革、または合成皮革がふさわしいとされており、エナメルや布製は控えましょう。ベルトの太さは、ベルトループの幅を考慮しながら2~3cmくらいの細さにすると女性らしさが出ます。

バックルは小ぶりでキレイめのデザインなど、万人受けするものがよいです。またベルトの穴は3つか5つなど奇数個で、真ん中の穴を使うのが一般的と言われています。

長過ぎる場合は、だらしない印象になってしまいますので、自分で切るか、対応してくれるお店に任せましょう。

ベルトと靴の色を合わせましょう


人材派遣の面接では、ベルトや靴、鞄など小物の色を同色に合わせると統一感が出て見た目の印象がアップします。黒い靴なら、黒いベルト、茶色の靴なら茶色のベルトといったようにしましょう。

反対に、色がまちまちだったり、何か一つだけ違う色のものを身に付けているとバランスが良くありません。

とくに社会経験のない就職活動生は、黒色に揃えるのがスタンダードで、黒=フレッシュ感というものが定着しつつあります。これは必ずしも黒でないとダメというわけではありませんが、多くの就職活動生が黒色で統一する中、違う色が混ざったコーディネートをしていると、面接官にはそこだけが浮いているように見えてしまうのです。

また人材派遣の面接官は、応募者の「協調性」や「適応能力」をチェックしていますので、基本の装いができない人は組織になじめないタイプだと判断されてしまうかもしれません。そのため自分の装いが相手にどんな印象を与えるかを意識することが重要だと言えます。

(まとめ)人材派遣の面接にベルトなしはNG?

1.ベルトなしはマナー違反です
人材派遣の面接で、ベルトを付けていないとマナー違反となりますので、必ず着用するようにしましょう。ベルトを付けていると、髪型やスーツだけではなく、小物まで気配りができるというアピールに繋がります。

2.男性のベルトの色は黒が基本です
人材派遣の面接を男性が受ける際に着用するベルトは、黒色の本革、または合成皮革がよいでしょう。バックルは四角型のプレーン、太さは3cm、長さは中央の穴にピンが通せるくらいが理想的です。派手なベルトは面接にふさわしくないので控えてください。

3.女性もベルトは付けた方がいいです
女性は必ずしもベルトが要るわけではないですが、ベルトループがある場合はベルトを付けた方がよいでしょう。素材は本革か合成皮革、太さは2~3cmくらい、キレイめなバックルが付いたものがおすすめです。

4.ベルトと靴の色を合わせましょう

人材派遣の面接では、ベルトや靴など小物の色を統一しましょう。とくに社会経験のない就職活動生はフレッシュ感が大切となってきますので、黒色で揃えることをおすすめします。

著者情報

著者情報プロフィール:水沢 和樹
企業人事コンサルタントとして活躍中。元ゲームプログラマーという異色の経歴を持つ。プログラミングの世界で長時間労働を経験し、労働者により幸せに働いて欲しいという願いからコンサルタントの道へ。