人材派遣の面接でやる気をアピールする方法とは?

履歴書などの準備の段階からやる気を全面に出そう


人材派遣の面接でやる気をアピールするには、一番最初の「準備段階」からアピールすることが大切です。では、準備段階とは具体的にどのような点を指すのでしょうか?

それは「履歴書の志望動機」です。じっくり練られた志望動機は短時間で考えられたものとは明らかに異なります。

採用を勝ち取るためにやる気をアピールするのは結構なことですが、やる気が空回りしてしまうケースもあります。例えば、面接官の言葉には耳をあまり傾けず、自分が喋りたいことを一方的に喋ってしまうことです。

こうなってしまってはやる気は感じるけれど残念な人になってしまいます。人材派遣の面接では、逆にこちらから質問を促される事があります。

「逆質問」です。これは自分のやる気をアピールする絶好のチャンスなので、「特にありません」などと答えないようにしてください。

まずは「準備段階」からやる気をアピールしよう

人材派遣の面接でやる気をアピールしたいのであれば、まずは準備段階からやる気をアピールしましょう。では、面接前の準備段階とは具体的にどのような部分を指すのでしょうか。

それは面接の際に提出する「履歴書」です。今や就活に関する情報はネットに溢れているので、履歴書を1枚書き上げるのはそこまで苦労しません。

しかし、ネットの情報をなぞっただけの履歴書ではやる気を面接官にアピールすることは難しいでしょう。では、どのような履歴書ならば面接官にしっかりアピールできるのでしょうか。

それは「オリジナリティを含みつつ熱量のある履歴書」です。ネットの情報だけで書いた履歴書はすぐに分かってしまいます。

そのような履歴書には「自分」がどこにもいないのです。履歴書の段階でやる気をアピールするのであれば、やはり志望動機をしっかりと練り込むことが必要になってきます。

履歴書で一番注目されるのが志望動機なので、じっくりとオリジナリティのある志望動機を考えてください。

やる気を全面に出そうとしすぎると思わぬ失敗をすることも


人材派遣の面接でやる気を全面にアピールしようとして、失敗してしまう人がたまにいます。そういう人に共通して言えるのは「冷静さに欠いている」ということです。

例えば、面接は言葉のキャッチボールが基本なのに、自分の言いたいことだけを一方的に伝えようとする人がいます。これではやる気をアピールするどころか逆効果になってしまいますよね。

確かに人材派遣の面接というのは自分の魅力を全面にアピールする場ではあります。しかし、それが空回りしてしまい逆効果となるケースもあるので注意したいものです。

では、どうすれば面接でやる気が空回りせず、スムーズに自己アピールできるようになるのでしょうか。そのためには実践的な面接練習が重要になるでしょう。

どれだけ脳内でシミュレーションを重ねたとしても、実際の面接の空気感に慣れないと失敗してしまいます。そこで派遣会社のスタッフが行う模擬面接に参加し、少しでも場馴れするのです。

場馴れすれば余裕が生まれ、自分だけでなく、相手に気を配る余裕が生まれます。

逆質問は絶好のチャンス!「特にありません」はNG

人材派遣の面接でやる気をアピールするのであれば、「逆質問」のチャンスは絶対に逃してはいけません。面接の終盤になると「なにか質問はありませんか?」と尋ねられることがありますが、ここで「特にありません」と答えてしまうと、せっかくのアピールチャンスを棒に振ることになります。

ただ、逆質問にもNGがあり、福利厚生について質問するなど、業務に対する意欲が疑われる質問や、応募する業者のホームページを見れば理解できることについて質問するのは逆効果になってしまいます。逆質問はどんな質問をしてもいいわけではなく、しっかりと事前のリサーチをしなければ適切な質問をすることはできません。

しかし、しっかりと逆質問することができれば、面接官に好印象を与えられること間違いありません。仕事に対してやる気があるとアピールできるような逆質問は必ず準備をしておくといいでしょう。

最後にしっかりと受け答えをすれば、面接官の印象に残るでしょう。

(まとめ)人材派遣の面接でやる気をアピールする方法とは?

1.履歴書などの準備の段階からやる気を全面に出そう
人材派遣の面接でアピールするなら、まずは履歴書の志望動機に力を入れましょう。面接中は自己をアピールするのと同時に、相手の話にしっかりと耳を傾ける姿勢を忘れずに。

2.まずは「準備段階」からやる気をアピールしよう
まず人材派遣の面接でやる気をアピールするのであれば、履歴書に力を入れましょう。履歴書でアピールする上で大切なのはオリジナリティです。

熱意を志望動機にしっかりと落とし込んでください。

3.やる気を全面に出そうとしすぎると思わぬ失敗をすることも
やる気を全面にアピールしようとしても、空回りしてしまうことがあります。それを防ぐためには模擬面接を何回か行って場馴れするといいでしょう。

面接に自信がないなら、面接対策に力を入れている会社を選びましょう。

4.逆質問は絶好のチャンス!「特にありません」はNG
逆質問を振られたら、「特にありません」と答えるのは絶対避けましょう。面接官の印象に残るような適切な逆質問ができれば、面接通過の確率を大きく上げることができるので、しっかり準備しましょう。

著者情報

著者情報プロフィール:水沢 和樹
企業人事コンサルタントとして活躍中。元ゲームプログラマーという異色の経歴を持つ。プログラミングの世界で長時間労働を経験し、労働者により幸せに働いて欲しいという願いからコンサルタントの道へ。