本革または合成皮革が基本です

人材派遣の面接を受ける際に適したパンプスは本革、または合成皮革がよいとされており、形はつま先がラウンドしているものやスクエアになっているものを選びましょう。色は黒、ヒールの高さは3cm～5cm程度が目安です。

先が尖ったものや、ヒールのないぺったんこ靴、装飾品が付いたデザイン性の高いパンプスは、人材派遣の面接の場においてマナー違反になるので避けましょう。

人材派遣の面接では第一印象が大事ですが、そのなかでも靴は面接官の目に留まりやすく非常に重要なポイントと言えます。スーツや髪型などの身だしなみは完璧でも、パンプスがミスマッチだったために「細部まで気が回らないタイプ」「上っ面だけのタイプ」といったマイナスの評価を付けられることもあるので、注意が必要です。

スエード素材やウエッジソールは避けましょう

スエード素材やウエッジソールのパンプスは、カジュアルな印象があるので人材派遣の面接に履くのは控えてください。

またエナメルなどの光沢が強いものや、布製、ビニール製もビジネスの場にふさわしくありません。人材派遣の面接を受ける時は、本革か合成皮革のパンプスを着用するようにしましょう。

「靴を見れば、その人が分かる」と言われているように、第一印象を決める重要なポイントになります。

本革は履き続けるうちに足になじみ長持ちするという点、合成皮革は値段が安く雨に強いという点で優れており、20代前半くらいまでならどちらを選んでも問題ありません。しかしある程度キャリアを積んだ社会人が転職活動をする場合は、本革の方が好印象を持たれやすいです。

またパンプスには必ずストッキングを合わせてください。ストッキングの色はライトベージュなど肌の色がよいとされており、黒色のストッキングやカラータイツ、ラメ入りや柄物など装飾のあるストッキングは、非常識にあたりますので控えましょう。

ストラップ付きはNGになることもあります

ストラップ付きのパンプスは、ストラップなしのパンプスと比べて、ややカジュアルに見えることもあり、人材派遣の面接官によっては就職活動の場に適していないと判断される可能性があります。

しかしストラップ付きのパンプスは足を固定してくれるため歩きやすく、1日の間にいくつもの面接を受ける場合や、遠方の面接会場に向かう時など疲れにくいのもたしかです。また靴擦れしないというメリットもあります。

企業説明会など、身だしなみのチェックがそれほど厳しくない場ではストラップ付きのパンプスを、面接など選考の場面ではストラップのないパンプスを履くなど、使い分けるとよいでしょう。持ち歩くことが可能であれば、両方のパンプスを用意し、会場近くでストラップのない靴に履き替えるという方法もあります。

もちろん、企業によってはストラップは機能性の装飾品であり、シンプルなものなら気にしないところもあるので、上手く使いわけるようにしましょう。

男性の場合は革靴・紐付きが原則です

人材派遣の面接において、男性が履く靴は黒色の革靴で紐付きのものが適しています。デザインはフォーマルの場面でも使える内羽根式のストレートチップがよいとされていますが、外羽根やプレーントゥ、Uチップなどでも問題ありません。

紐無しの靴やウイングチップ、ローファーなどは、マナー違反となりますので避けましょう。また先が尖っている靴や反ったりしている靴はファッション性が高いため、ビジネスの場にはふさわしくありません。

ついつい気を抜いてしまいがちな足元ですが、清潔感を意識した靴を履くことで、「そつがなく信頼できるタイプ」という高評価を得ることできるでしょう。

靴下の色は黒や紺色で、無地のものを選んでください。ワンポイントくらいは入っていてもよいですが、柄ものや丈の短いもの、スニーカー向けのカジュアルな靴下は控えましょう。

ズボンの裾から地肌が見えてしまったり、学生のような白い靴下は品位を下げてしまうので注意が必要です。

（まとめ）人材派遣の面接に適したパンプスとは？

1.本革または合成皮革が基本です
人材派遣の面接に適したパンプスは本革、または合成皮革の黒色で、つま先がラウンドしているものです。

ヒールの高さは3cm～5cmが目安とされています。靴は面接官の目に留まりやすい部分ですので、細心の注意を払いましょう。

2.スエード素材やウエッジソールは避けましょう
スエード素材やウエッジソールのパンプスは、人材派遣面接に適していません。

エナメルや布製、ビニール製も避け、本革や合成皮革のパンプスを着用してください。キャリアを積んだ社会人が転職活動をする場合は、本革のパンプスの方が好印象でしょう。

3.ストラップ付きはNGになることもあります
ストラップ付きのパンプスはカジュアルに見えることもあるので、人材派遣の面接では避けた方が無難です。

しかしたくさん歩く日など足が疲れる場合は、ストラップ付きパンプスを着用し、途中でストラップなしのパンプスに履き替えるなど工夫をしましょう。

4.男性の場合は革靴・紐付きが原則です
男性の場合は紐付きの革靴で、色は黒、内羽根式のストレートチップが適しています。

靴下は黒か紺色を選び、丈の短いものは避けましょう。座った時にズボンの裾から地肌が見えたり、学生のような白い靴下は品位を下げるので着用しないでください。